突然の終わり

2019年、6月19日。

私の世界一周目は、突然終わりを迎えました。

遡ること5日。13ヶ国目、ギリシャ・アテネの中心地、オモニア駅近くで港行きのバスを待っていた時のこと。

運悪く電車が止まっていたため、仕方なくバスで移動することに。大通りのバス停で、時刻は真昼間の12時半。周りには観光客であろう人もたくさん。安心材料は揃っていました。

運悪く電車が止まっていたため、仕方なくバスで移動することに。大通りのバス停で、時刻は真昼間の12時半。周りには観光客であろう人もたくさん。安心材料は揃っていました。

そんな中待っていると、耳元でボタボタッと謎の音が。特に気にもしていなかった。しばらくして、リュックの紐を締めなおそうとしたとき、異変に気付きます。

ペンキをかけられている。

は??なにこれ??うわ、服にもべったり⋯なんか拭くもんもらえるかな

そう思いキョロキョロしていると、「えっ君大丈夫⁉めっちゃ汚れてるじゃん、僕がサブバッグ拭いてあげるから、君はバックパック拭きなよ!」と言ってくる謎の親切(風)の男性がウェットティッシュを渡してくる。

いやありがたいけど、怪しすぎるやろ。

そう感じ、そいつをガン見しながらバックパックを拭く。

すると「バックパックの上に座って!君の服を拭こう!」と言い出す男。

まぁカバンの上座るならまだ安心か⋯と思い、ほんの少し、そいつに気を許してしまう。

すると突然、肩を、トントン。

え、何?後ろのおっちゃんが指さす先に、ほんの2秒前まであったサブバッグが、無い。

「は???え、やばい、カメラもパスポートもケータイも全部あの中!!」

はっきり言って、パニック。怪しかった男は、バックパックを担いで、走り回る私の後をついてくる。なんだよこいつはただのいい人かよ!!と思いながら辺りを探すも、いない。

くそ、やられた⋯しゃーない、帰国して仕切り直しや。あ、荷物ありがと⋯

ふり返ると、ついさっきまで付いてきていた男が、私のバックパックと共に消えていた。そう、奴らはグルだった。

そこからはほんとに大変だった。

たまたま飛び込んだ店の人に、それほど話せない英語で荷物を全部盗まれたことを説明し、大使館に連絡、警察にも連れてってもらい。大使館まで行けないので迎えにも来てもらい、着ていた服と紙とペンだけで、帰国の手続きができるまで5日もホテルで待つという。

悔しくて、涙も出なかった。5日間なにしてたっていうと、英語の映画をギリシャ語字幕でみて泣いて、部屋の中の物スケッチして、帰国したらやることリスト作ってた(笑)

大使館の人いわく、教科書通りの手口らしいけど、そんなん知らんわ!!と思いながらの帰国でございました。

2周目は、2020年7月からの予定です。

1周目の話は、ぼちぼち更新していきまーす。

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