☞突然の終わりで書きましたが、私は世界一周目を、荷物を全部盗られ、身ひとつになった状態で終えています。
この話をした全員に聞かれるのが「それってどうやったら帰ってこれんの?」ということ。
まぁ~必死こいて帰ってきたわけですが、現地でやらなあかんことも帰ってきてからやらなあかんこともあるわけで⋯
なーんにも知らない状態だったら絶対に「えぇ⋯?」ってパニクって立ち尽くしちゃうと思うので(私も一瞬フリーズしましたし)、知っておいて損は無いはず!なことをまとめたので、実際に盗難にあった人・万が一を考えている人⋯の役に立てばと思います(゜o゜)
現地でやること
絶対にやらないといけないことは、
- 警察に行く
- 日本大使館に行く
ことです。
警察に行く
海外で荷物を盗られたら、絶対に警察に行って被害届をもらってください。
これが無いと保険がおりません。
日本大使館に行く
パスポートを盗まれた場合、「帰国のための渡航書」というものを発行してもらう必要があります。これは2週間限定で、帰国のためだけに使える臨時のパスポートです。
そしてこの渡航書、日本の家族に連絡して、戸籍謄本(最悪PDF)を送ってもらわないと発行してもらえません。PDFの場合、原本は帰国してからでも大丈夫でした。
なので完全1人の方はGoogleフォトとかにあらかじめ用意しておいた方が安心かもしれませんね。
現金・カードも盗られた場合は、大使館にはそーゆう人に貸し出す用のお金とかは無いので、私の場合は大使館の人のポケットマネーから借りて後で返しました。
暗証番号とだいたいの金額がわかればお金が受け取れる☞ウエスタンユニオンというシステムがあるので、日本の家族や友達に連絡して送ってもらったり、帰国してから返したりするといいかと思います。説明は長くなるのでリンク先から(^^;
帰国後にやること
まずするべきは、海外旅行保険の申請です。
カード付帯のものも含め、大半の方は海外旅行保険に加入していると思いますが、盗まれてから申請までの期間が決まっているものも多いです。申請期間を過ぎると、保証されるはずのお金がおりない⋯なんてことにもなりかねないので、帰国したら早めに行いましょう。
盗まれた物をいつ・いくらで買ったかなどを全て書いて送らなければならず、また日本を出国した日時の証明として航空券の控え(メールなどでも可)が必要だったりもするので、長期旅行者は特に、消さずに置いておくようにしてください。
私は消していた上、どの会社を使ったかも忘れていたのでヒジョーーに大変でした。
航空会社に連絡し、利用日や名前を伝えて便が分かればPDFで送ってもらえるのですが。なぜか中国人しか出なくて⋯日本語も英語もイマイチで、送ると言ったのにぜんっぜん送ってもらえず、5回も電話させられたうえ毎回超待たされるという⋯あの時はわりと疲れましたねε-(´Д`)
そして前述の、戸籍謄本のPDFで渡航書を発行した方は、戸籍謄本の原本を現地の日本大使館に送ってください。
焦らないこと!
全部盗られたり、そうでなくても何か盗まれたらパニックになるのも無理はありません。日本ではそんなこと滅多にありませんからね。
ですが海外では日常茶飯事と言っても過言ではないですし、何かひとつ盗られたからと焦っている間に被害が大きくなることだってあります(私の場合はそうでした)。
なので、ショックでしょうが焦らないことが大切です。そして盗まれたものは基本的に戻ってこないので、それに対して何をすべきかを考えましょう。
そうすれば旅の思い出も、悪いことばかりでは無かったと思えるはずです。