「ロストバゲージ」
自分が経験するまで、聞いたことも無かった言葉。
もし直面してしまったら?
やるべきことと実体験!
ロストバゲージとは?
ロストバゲージとは、飛行機に乗る際に預けた手荷物が、なんらかの理由で紛失したり、遅れて届くことをいいます。
通常は当日~3日ほどで持ち主のもとへ返ってくる(Delate baggage)そうですが、ごくまれに本当にどこにいったかわからなくなるそうです(Lost baggage)。紛失までいたるのは数%らしいですが⋯確率の問題らしく、飛行機に乗れば乗るほど、ロストバゲージに遭う確率は上がるそうです。
また、海外の方が、起こる可能性が高い。
荷物が出てこない!やるべきことは?
コンベアーの前で、待てども待てども自分の荷物が出てこない。挙句の果てにはコンベアーが止まってしまった。
「あーー、やっべ。どうしよ。」
わかる。気持ちはわかる。でも焦る前にやることがある!
- バゲージクレーム(荷物引取所)に行き、手荷物事故報告書を書く
- 航空会社に保証を確認
- 保険会社に連絡
- 催促・確認の電話をする(海外は特に!)
まず、空港内のバゲージクレームに行って、荷物が無くなったことを伝えてください。航空券を提示すること。
空港スタッフが探してくれますが、それでも見つからない場合、手荷物事故報告書を書きます。自分の荷物の色・形と、荷物の届け先(滞在先)・連絡先などを記入し、控えをしっかり保管してください。
次に、航空会社の保証を確認してください。LCCは保証がされていない・もしくは完全に紛失していないと保証されない、なんてこともありますが⋯。
お詫びの品がもらえたり、最低限の身の回り品が支給されたり⋯まぁ損はしないでしょう。あとで請求する場合、生活必需品を買った場合はレシートを忘れずにもらうこと。保険会社に請求する場合も同じです。
最後の、催促の電話ですが、これは海外では絶対にしてください。なぜならほっとくと後回しにされるからです。
電話に自信がなければ、ホテルのフロントの人などに頼んでもかまいません。チップとかいるかもですけどね!それでも、連絡はするべきです。
私の場合
私は深夜着の飛行機でオーストラリアからニュージーランドに渡った際に被害に遭い、ロストバゲージなんて知ってるわけもなく、ただただオロオロ(笑)
しかも最高気温10℃いかない時期に、テカポで星撮るって意気込んでた日に。服無し・三脚無し・コンタクト液無し⋯涙でそうでしたよほんと。
薄着のままテカポに到着したものの、寒すぎてとりあえず上着を探してた。
そんな私にひとつめの感動が。
「“クリ”いらない?」って声かけてきたkiwi(ニュージーランド人)の焼き栗売りのおじちゃん。
荷物無くなっちゃって今上着探してるんだよねーって話してたら、「え?なにもないの?じゃあ私のジャケットかしてあげるよ。明日の3時までに返しに来てね。」って⋯
返しに来るかもわからない、ただの1観光客に普通上着なんて貸さない、貸せない。やのにおじちゃんは迷いなく私にジャケットを渡した。
そのおかげで極寒の中カメラ支えて、星空も撮れたし、テカポを楽しむことができた。次の日返しに行った時のおじちゃんとのハグはずっと忘れないだろうな。
ふたつめはホテルのフロントの男性。
電話できるほど英語が達者じゃないので、航空会社に催促してもらうようにお願いしたのね。かれこれ10分はしてくれたのかな。
「君のバッグは見つかったらしい。韓国だかフィリピンまで運ばれたそうだよ。今日か明日には君のもとに届くそうだ。」
ほんとお世話かけましたぁあ(泣)
「あ⋯それ(チップ)、いらないからね。」
⋯kiwiは神なの?たまたま?
まぁなんせ、出会いに恵まれて。無くなったときは絶望しかなかったけど、そのおかげで話せた人もいるし悪いことばっかじゃなかったかな⋯いまとなっては(笑)
以上、ロストバゲージについてでした。