何も無くても

「何も無い」
そう言うと響きは悪いかもしれない
だけど
季節が変わっていってね。
その真ん中で野菜を育てて、
美味しい物食べて、ゆっくり寝て、
ずーっとそうやって過ごすの。
山と畑しか無いんだけどね。
そうやってずっと生きてきたの。
そう話すおかぁさんの顔は
とても、幸せそうだった
他愛のない話で笑いあって
怒るのは、相手の為で
空を見上げて、風を感じて
ビルにさえぎられ
物に埋もれてしまった
大切だったもの

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