さて☞前編でギザの3大ピラミッドと階段ピラミッドを訪れました。続いて残りのピラミッドとメンフィスに行っちゃいましょー!
屈折ピラミッド
続いては屈折ピラミッド。
ダハシュールにあるクフ王の父・スネフェル王のピラミッドで、途中で傾斜角度が変わることから屈折ピラミッドと呼ばれています。
その理由は同時期に建設されていたピラミッドが完成直後に崩壊(崩れピラミッド)し、それと同じ工法を使用して作られていたこのピラミッドも同じように崩壊する可能性が指摘され、途中から工法を変更したためとされています。
赤いピラミッド
最後は赤いピラミッド。
その名の由来は表面の花崗岩が赤く見えることからですが、初めは石灰岩に覆われていました。しかしその大部分が持ち去られ、現在の姿になったと言われています。
先ほど同様スネフェルが建設したもので、美しい二等辺三角形の形をした世界最古の真正ピラミッドです。
つまりピラミッドは
マスタバ墓→階段ピラミッド→屈折ピラミッド→赤いピラミッド→3大ピラミッド
と技術的進化を遂げているということ。しかもこれを全て人力で建設したというんだから、古代文明恐ろしい。
メンフィス
続いてはエジプト第一王朝期に首都として建設されたメンフィスへ。
大理石に似た岩石の一種であるアラバスター製の、全長8m・高さ4.25mのスフィンクス像や
メンフィス博物館内には足の折れたラムセス二世の巨像があり、建物の2階から見下ろすことができます。
観光方法
それぞれの場所はけっこう距離があるので、現地ツアーで回るのが効率的。日本語を話せるガイドさんもいますし、もっと他にも回りたい!という方は自分で行くこともできます。
エジプトにはカイロ以外にも魅力的な遺跡が数多くあります。このほかの地域は世界二週目に行こうかな。ではまた!