【意外と知らない】ラマダンって?知っておくべき魅力とマナー

ラマダンってご存じですか。

それはイスラム教徒が行う約1ヶ月の断食のこと。

私自身モロッコに行くまで知らなくて、あれそういえば⋯と思って調べたらドンピシャでラマダン中だったのがきっかけでした。

やっぱり文化の違いといえど、「郷に入れば郷に従え」。わきまえるマナーはあります。

今回は現地の人にも聞いたラマダンってなに?ってことと、気を付けた方がいいことを紹介します。

ラマダンとは


なにをする?

冒頭でも少し書きましたが、ラマダンというのはイスラム文化における1ヶ月間の「断食月」のことを指します。

断食といってもずっとというわけではなく、日の出から日没までの飲食が禁止されるというもの。水を飲むことすら許されず喫煙や性行為も禁止されます。

対象は心身が健康な男女で、断食に耐えることができない高齢者や小さな子ども、病人や妊婦は免除されます。しかし断食ができる体になったら、別の期間に埋め合わせの断食をしなければなりません。

時期

先ほど「ラマダン」というのは断食月のことだと書きましたが、それはそう訳されるのが多いという意味で、本来はイスラム暦における9番目の月のことを指します。

イスラム暦は月の満ち欠けに基づく太陰暦で、1年354日。よく「今年のラマダンは○月○日から~」と聞くのは、太陽暦より11日少ないために毎年時期がずれるから。そのため夏の年もあれば冬の年もあるのです。

権威ある人が肉眼で新月を確認して始まり、翌月の新月を確認して終わるんだそう。

ラマダン時の生活


日中の飲食が禁止されているラマダンですが、日没後から日の出前までは普通に食べることができ、この日没後初めての食事を彼らは「朝ごはん」と言います。

シャウエン1日目

そして「食事をみんなで分け合おう」という信仰者の気持ちが溢れるため、友人や隣人とも食事を共にするんです。街も日没後からにぎやかになります。

シャウエン2日目

実際私も「ごはん一緒に食べよ。18時からだからね。」みたいな感じでお呼ばれし、素泊まりの日に晩ごはん代は1度もかかっていません。みんな優しくて感激します(´;ω;`)

そんでもって夜中に爆食いするために、太ってしまう人も多いんだとか。

フェズにて

そして日中は断食のストレスからかイライラする人も多くなり、私自身☞フェズの旧市街で男性同士の喧嘩に遭遇しました。1人の男性が一方的に手をあげている状況で、もう一方の男性は血まみれ。近くの商店に逃げ込んだら店主に「この時期はあーゆうの増えるんだ、しばらくここに居な。」と言われる始末。

基本的にモロッコは優しい人ばかりですが、やばそーな目つきしてる人を見かけたら注意はしてください。

異教徒(観光客)は?


異教徒は断食をする必要はありませんし、観光客は日中に出歩くものですから観光地の飲食店は開いています。

ですがその店員さんたちは断食中であることを忘れないでください。彼らは自分たちが食べたい・飲みたいのを我慢して提供してくれています。

私は基本どこかで買って宿で食べていましたが、どうしてもタジン鍋が食べたくなってレストランに行き「あなたたちが食べれないのに、目の前で食べてごめんね、ありがとう」と言ったんです。

そしたら「あぁ気にしないでよ。わかってて働いてるんだから。君は優しいんだね、そう言って気を遣ってくれるだけで嬉しいよ。モロッコを楽しんでね。」と言ってくれた。でもその彼、その後遠慮なくめっちゃ食ってた中国人を睨んでましたけど(笑)

やっぱり気持ちというか、気遣うって大事なんだなと思いました。

ラマダンが終わると⋯


1ヶ月のラマダンが終わると祝祭レバランが行われ、街中がお祝いムードになります。

市場の真昼間

お店は休み、場所によってはバスも休み、パイロットも休み、役所も休み。観光客にはツライですが、日本にとってのお正月みたいなものだと思えば理解もできます。だからラマダン明けに移動日などがかぶらないように調整しましょう

ラマダンを楽しもう!


大変なことが多いと思われがちですが、観光客も少ないですし、朝ごはんもみんなで食べれるし、文化には触れれるし、わりといいタイミングで行けた今回。

宿の子がくれたミントティーと甘い何か

モロッコで出会った人たちにも「いい時に来たね!ラマダン中の方がおもしろいよ~」って言われたし、日中の飲食で気を遣うぐらいで他はメリットしかないのかも。

機会があればラマダンを狙って行ってもいいかもしれません。それでは(・ω・)/

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