キューバといえば。
1959年、キューバ革命により南北アメリカ大陸で初めて反米・親ソ連の社会主義国家となり、1961年以来アメリカと国交を断絶してきた。
しかし2015年、54年ぶりに国交が回復され、徐々に資本主義などが入ってきていて、「キューバに行くなら早く!」と言われている。
でも、この歴史的背景により(じゃないのもあるけど)、キューバに行くにあたって注意しなければならないことが3つある。
私は世界一周中に、友人の勧めで急に行くことを決めたものだから、これを知らなくてものすごーーく苦労したし正直焦った。
ので、皆さんには安心してキューバを楽しめるようにここにメモしておこうと思います。
その1:入国時の書類
海外旅行保険の証明書(英語)
チェックインの時に、「海外旅行保険の証明書見せて。」と言われまして。
焦りましたよだって、クレジットカード付帯のやつだったからそんなの持ってないんですよ!!しかも紙では無いって言ったら、飛行機乗せられへんって言われるし⋯
だから必死で、「カードこれで、カバーされてるから、調べて!!」って持ってたカード渡して。それでやっと納得?して乗せてくれましたけど、本気で冷や汗かきました(それがペルーの空港で、深夜に起きた出来事)。
ビザ
日本のパスポートは世界最強と言われていて、ビザ無しで入国できる国がほとんどだから、ビザを意識することは普段無いと思う。
でもキューバには、ツーリストビザというのが必要です。(2019年現在)
方法としては、日本からだと
- カナダ経由
- メキシコ経由
などがあり、メキシコ経由だと飛行機の中でビザを発行する書類を配ってくれるらしい。ルートによって変わってくるのでこれは調べてくださいね。
私はリマ経由だったのですが、空港内をたらいまわしにされ結局搭乗口でもらう(20US$)という。1番疲れました。
その2:Wi-Fi
これ普通に旅行行く人は大丈夫かもしれないんですが、世界一周者には死活問題です。なぜなら、フリーWi₋Fiが一切飛んでない。
なんでかっていうと、社会主義国家のため、Wi-Fiの会社が1つしかない。それでいて、情報を得た人間て恐ろしいでしょ?だから政府は、特定の場所(高いホテルとか公園とか)でしかWi-Fi飛ばしてないんです。
ハバナでWi-Fi使おうと思ったら、
- 1時間使えるWi-Fiのパスワードを書いたカードを必要な時間分購入(街中とか役所とか)
- それに対応したWi-Fiスポットに行く
- 必要な間使う
って感じです。very hard(笑)
私はホテル イングラテッラってとこで買って使ってましたが、途中でホテル サラトガに泊まってる方と仲良くなってパスワードもらってタダで使わせていただいてました(笑)
その3:出国前
これもそのまま帰国する分には問題ないのですが、問題は次に別の国に行く場合。
キューバ国内からBooking.comを使って、アイルランドの宿を予約しようと思ったんです。
するとなぜか、できない。多分やけど、Booking.comがアメリカの会社だからか⋯と思うのですが。

は???ってなりましたよ。Expediaは1回痛い目みたから使いたくないし、かといって他に見やすいサイト無いし⋯
ホテルの名前で検索して、手当たり次第にいろんなサイトで試して予約しました。なんてサイトだったか⋯確かホテルズドットコムだったと思います。
確実なのは、入国前に全部予約しとくことです⋯
歴史が残っているうちに!
国交回復から4年で、相当文明入ってきてるなーと思ったので、この先すぐにまたキューバという国は変わってしまうんだろうなと感じました。
なので書類の用意とかはめんどくさいと思いますが、ぜひとも行ってほしい国のひとつではあるので、できれば早めに!行ってみてくださいね。